ブログで人生向上委員会

イジメと優越感

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小学6年生の時に、クラスのみんなでTくん(男子)をイジメてた。

シカトしたり、消しゴムのクズを投げたり、頭を小突いたり、鉛筆を折ったりetc

 正直言うと、なぜかスッキリとしたのを覚えてる。

イジメ行為をするたびに、心の中の汚物がデトックスされていく感じ。

なんて性格悪いんだろう、俺って。

でも、当時はクラスのほぼ全員が似たり寄ったりなことをしてたんだ。

つまり、男子だけじゃなくて女子もやってた。

先生だってイジメに気づいてたんだけど、知らんふりしてたのがイジメの後押しになってた。

「あ、先生も黙認してくれてるんだ」って。

 あの気持ち良さは何だったんだろう。

根拠はないけど、自分が偉い人間にでもなったかのような気になれたんだ。

優越感

Tくんていう自分より下のカーストを意識することで自分のポジションを確認する。

そういうことだったんだと思う。

Tくんは別に何か悪いことをやったわけじゃなかった。

ただ運が悪かっただけなんだ。

非常に無責任で申し訳ないけど、そうとしか言えない。

人間社会からイジメが無くならないのは、イジメられる人が悪いからじゃなくて、単純にイジメるのが気持ち良いからなんじゃないか?

自分より上の人間を見ると劣等感が刺激されて嫌になるけれど、下の人間を見ていると気分が和らぐというかホッとする。

「ああ、自分よりも下がいるんだ」って。

告白すると、実は大人になった今でもこの感覚がある。

不幸な境遇の人を見ると、ちょっと笑顔が出そうになるんだ。

不謹慎だって思われるといけないから我慢してるけどね。

TVなんかも、お涙ちょうだい的な番組が好きだ。

不幸に負けずに一生懸命生きてます的な番組を見るとうれしくなる。

うれしいといっても、勇気をもらったとか元気を分けてもらったとかじゃない。

自分よりも苦労している人間が同じ日本に居るんだと思うとホッとするんだ。

我ながら嫌な性格だと思う。

*****

先日、ある集まり(バイト先の飲み会みたいなもの)で以下のようなことを発言したら周りの人らから誉められた。

「~~~こうやって健康で毎日ゴハンが頂けるだけで幸せだと思ってるんですよ。~~~生きているだけで十分です。」

本心から言った。

言った時、俺は頭の中でTくんのことを思い浮かべてたんだ。

Tくんは小学校の最後の方には不登校になって学校には来なくなってた。

中学校でもイジメは続いてたみたいだ。(中学は別々になった)

中2の時に、どこか遠い地域へ家族で引っ越したらしい。

そこから先のことは不明だったんだけど、成人式の数日後に開かれた小学校の同窓会で、Tくんは死んだって聞かされた。

自殺らしかった。